竹の利活用いろいろ

竹の利活用いろいろ

素材

丈夫で弾力が強く、縦に割れる加工のしやすさもあり、古来よりさまざまなくらし道具の材料として活用されてきました。中世に茶道が発達してからは、侘びさびを表現する素材として数々の芸術品もつくられてきまいた。現在、新たに竹を工業製品の素材として利活用する方法として、竹の繊維を利用した強くしなやかな新素材の開発に注目が集まっています。竹の天然の風合いはまた、無機質な工業製品に優しさと親しみを与えてくれます。

エネルギー

石油に替わる再生可能エネルギーとして、CO2排出量を増やさない環境に優しい燃料としての活用に期待がかかっています。間伐材などと比べて成長が早いこともメリット。竹をチップとしたものを燃料とするボイラーの他に、新たに竹の発電施設も誕生して、ますます竹のエネルギー利用が加速しそうです。




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竹林マメ知識~竹炭~

竹の利用方法として欠かせない竹炭。その効用は様々です。遠赤外線を発する燃料としての活用はもちろん、消臭、調湿、水質浄化、土壌改良など、様々な使い方が出来ます。炭を焼く温度は効果に関わっており、400度ほどの低温で焼いた炭は軟質で火がつきやすく、またアンモニア臭の消臭に高い効果を発します。800度以上で焼いた硬く良質の炭は、飲料水の浄化や炊飯に適しており、粉にして食する際にも安心して使えます。また「竹酢液」という炭を焼いた時に出る水蒸気を集めてろ過し、蒸留してできた液体は、消臭、殺菌、防虫、皮膚の炎症を抑えるなどの効果があり、多くの人に親しまれています。

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